ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)   


村上春樹はくせになる」
これは事実です。


私はタバコも酒もマックも
中毒ないですけど
村上さんだけはどうしても。


ねじまき鳥を再読しました。
最初は圧倒感の方がデカくって
「理解」には遠かった様に思います。
今回は5歩くらい近づいたかな。
初読みで深く感じたのはその「死生観」。
今回は「心の内」。


それを他人に理解してもらう、
なんて思うこと自体間違ってる、
と言ってしまった方が楽なんだけど
それでも伝えなければ
本当には繋がれないのかな。
難しいことです。


よろしかったら
昔の感想メモもどーぞ。
http://mixi.jp/view_item.pl?page=8&id=54655
の「そまちゃん」ね。


神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
一番心に残ったのは
タイランド」という物語の
「言葉をお捨てなさい。言葉は石になります。」
というセリフ。


わかる気がする。
想いは言葉にすることで
実態を持つ。
それは多少なりとて
ズレを持つ。


時には言葉を捨てる勇気を。


でも村上さんは
やっぱ超長編に限りますな。