2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴダールのマリア Je vous salue,Marie/Le Livre de Marie (1984) 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール ジョゼフはタクシーを飼いならし ガブリエルは飛行機でやってくる 現代版・処女懐胎。 それを 聖なる物語だなんて 綺麗に語るべきじゃない。 乙女・…

その一 あまりにも 脆くて大切な【核】を 遂にさらす事が出来ました。 名前のつけられない何かが 崩れていくのが わかりました。 推測でしかないけれど それは【核】を守るために 私がせっせと築いてきた 城壁だった気がします。 少しは 息がしやすくなった…

小さな兵隊 Le Petit Soldat (1960) 監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール こちらもラストシーンで 多くを訴えかけられてしまった。 主義・思想が 争いを生み出すけれど どれだけの人が 純粋にそのために 戦っているのだろう。 多くの人にとって その種の…

ラストが悲しい過ぎる。 ヒトは 例え欠けていると気付いていても それがもしかしたら もう埋まらないのかもしれない と感じても 生き続けるべきだし 生きることが出来てしまうものなんだよね。 そして それでイイんだと想う。