胸の内

小学生だったか中学生だったかの国語の教科書に 義足の少年がいた。 彼の名はたぶんあーちゃんだったと思う。 あーちゃんの義足は都度都度ぎぃぎぃ鳴った。 耳を覆いたかった。 「一般常識」を「みんな」が備え付けていないように、 一般的に備え付いている…

「犯人の供述は、全く、理解できないものでした」 もっともらしい、こわばった顔で語るニュースキャスター。 善良であるがゆえに、彼は理解できないのだろうか。 それとも、理解したくないがゆえに、思考を停止させたのだろうか。 犯人の供述、 「誰でもいいから、人…

中心さえしっかりしていれば、自由になれる。 もっと、もっと。 就職することは、怖かった、少し。 きっと、私の文法は、通じない世界だと思っていた。 確かに、今でも会社というシステムが 私の全てになってしまうことを恐れて、 私は私を指でなぞって、世…

そういえば、最近、境界線を排除して、 区別がつかなくなることにいつの間にか必死だったんだな。 まだまだ模索中だけどね。

どうしてダレもナニも許してはくれないのだろう と呟いて、 気づいた。 ダレもナニも許してないのは あたしだった。 ただ 最近、 「交換作業」にヒントを見出しつつあるの。

■いったい今のわたしに何ができるというのだろう。 いくら考えても、秀でた物など何もなく。 それでも、笑っていることぐらいは出来るから、 せめて、笑っていようと思います。 それさえもわたしにとっては決して容易くはないのだから なんとも無力で心苦し…

大人であるということ。 ―自らに凝り固まること。 ―守るべきもの、守りたいものが増えること。 ―自らを型にはめ込むこと。 ―自分をコントロールできること。 ―コンスタントであること。 ―余裕があること。 子供であるということ。 ―素直であること。 ―自己中…

時々、自分でも自分を認めたくないくらい、歪む。 最もシンプルに表現するとすれば、 どうしようもない孤独に、恐怖してる。 出来る事なら気のせいであって欲しいとか たまたま食い合わせが悪くってとか そうじゃない。 認めることから、始めるしかない。 今…

溺れる前にひとつだけ。 君は独りじゃ、ないんだよ? 何度だって 許されるし、 救えるし、 笑える。 焦らなくていいんだよ。

2008年。 私にとって大転換となる年でした。 当たり前のこと、 例えば 何も考えることなく息をすること 心の底から笑ったり泣いたりすること ありのままで居ること 友達や家族を想い、それを行動に移すこと 規則正しく、生活、をすること そんな、当たり前、…

12月は例年こんなにも暖かっただろうか。 私は寒くて凍えていたのではなくって 来るべく寒さを恐れて震えていたに過ぎなかったのだと思う。 気付けば、必要なものは すべて身の回りにそろっていた。 この出来過ぎた偶然が とてつもなくハッピーなことだっ…

祖父の死に関して。 友人たちが 以前から計画していたお祝い事に参加出来なくなってしまった私のことを 温かく見守ってくれたことや 喪に服さんと頑となっていた私を電話越しに20分もかけて口説き落として 学祭に連れ出してくれたことや 気付けば1ヵ月近…

私はこの素晴らしき友たちに いい意味でも悪い意味でも120%甘やかされてきました。 そしてそのことに120%感謝してます。 彼らの愛し方は学びにあふれているし、 例えズタズタになる日がきても その中に飛び込むことさえできれば 私は何度でも笑顔を…

虎の威を借る人はなんとも悲しい。 自分じゃコト足りないのだから。 弱さを隠すために虚勢を張る人は痛々しい。 そしてその事にすら気付かずに 「強い」とエラぶっている人はもっと痛々しい。 もっとも悪質なのは 人を傷つけることも臆せず虚勢を張ることだ…

・今までの人生に後悔は、ない。 だって、いつも100%だったから。 でも、方法は、他にもあったんじゃないのかな。 例えば、大きすぎる気持ちは 自分ひとりでそぎ落とさなくても、 人と分かち合うことも出来たんじゃないのかな。 きっと、尊大な美意識が…

誕生日。 それはちょっと「死」の匂いがする。 「生」を確かめさせる鏡みたいで。 大切な人達が集ってくれて。 23の私はもういなくて。 24のあたしはどうやって弔おう? そのための一歩が今日、始まった。

久々にパパとママと外食。 「家族」もひとつの色眼鏡なんだろうけど、 生まれたその瞬間から属していたコミュニティだから ナチュラルな気分。 甘えも悲観もなく 頭がクリアに論理だてる。 結局、この世界を捉えられるのは あたしだけ。 別に昔みたいに 悲観…

地球は今日も明日も あたしを置いてけぼりにして キレイに回る。 そう思ってた。 だけど、そうじゃないんだね。 「置いてかないで」 と声をあげる勇気をもてば 手は差しのべられたんだね。 大丈夫。 置いてけぼりだったのは あたしがそっぽを向いてたからだ…

・それでも時には想ってしまう。 そんな時 『あなたは独りではないのだから』 と語りかけてくれる人達がいる。 明日も大切にしよう。 ・愛のないソコには進まない。 私は間違ってますか? ・刺さることがある日には自分を省みよう。 ・さあ耕すよ。だって女…

1 どうしようもなく切ない時 人に優しくすることで 癒されることもあるのだと知りました。 それが常であれたら どんなに幸せだろう。 2 それでも優しくしてくれる人がいるから 私は幸せです。 3 さぁもう何も戸惑う必要はない。 あとは前に進むだけ。

自分を否定するしか 世の中を肯定する方法が あの時の私にはなかった。 ただ 弱かっただけ。

またこの季節がやってきた。 何かを想わずにはいられない。この季節。 あなたのようになりたくて 喘いでいたよね。去年まで。 でも私には違う道があって、 違う強さを見つけたから もうそんなに苦しくないよ。 そんな自分が 時に寂しくもなるけれど それでも…

近況報告 久しぶり。元気にしてるかい?こっちは相変わらずやってるよ。 時間と空間に縛られたこの世界にもずいぶん慣れてきたよ。 おかしな話だろ? 時間軸と空間軸が交差しないと 共に存在出来ないだなんて。 みんなそんな概念を飛び越えて繋がろうと必死…

4月は環境もココロも考え方も 変化に次ぐ変化でした。 それでも 自分を見失わない様に 前に進み続けようと思います。 以上!近況報告!?

4月は環境もココロも考え方も 変化に次ぐ変化でした。 それでも 自分を見失わない様に 前に進み続けようと思います。 以上!近況報告!?

その一 過去よりも今の方が幸せだと 確信を持って思えた。 これは大きな気付きだ。 今まで生きてきたことは 間違いじゃなかったんだから。 その二 ついに 共に生きていくための強さを得る 突破口が開かれた。

世界の罪は 私の罪だった。 非力な自分に 吐くほど 涙してきた。 そして そんな自分に 賎しくも 「悦」を感じてた。 でも そんなぬるま湯に浸かってる時間は もう無い。 他人の罪を指摘しなかったのは 単なる弱さだ。 私はいつも 強くなりたい。 だけど その…

その一 あまりにも 脆くて大切な【核】を 遂にさらす事が出来ました。 名前のつけられない何かが 崩れていくのが わかりました。 推測でしかないけれど それは【核】を守るために 私がせっせと築いてきた 城壁だった気がします。 少しは 息がしやすくなった…

これから本当の学びが始まるのだと思う。 それはもっと直接的で、 原始的な学びだと思う。 最近、 また考える様になった。 思考に関して言えば 今年は変な年だった。 就活というヘンテコな思考の枠組みに 自分を当て嵌めることから始まって 労働×2と旅×5で…

「こうありたい」 と想える友が 隣にいてくれるのは 本当に幸せなことだと思う。 彼女は彼女で 私は私だから 私は彼女にはなれないけれど 私なりに 人と素敵に繋がれる人になりたい。