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12月は例年こんなにも暖かっただろうか。
私は寒くて凍えていたのではなくって
来るべく寒さを恐れて震えていたに過ぎなかったのだと思う。
気付けば、必要なものは
すべて身の回りにそろっていた。
この出来過ぎた偶然が
とてつもなくハッピーなことだって
もう重々に私は知っている。
きっと私はここにある幸福の全ては掬い取れなくって
また悔し涙を流すだろう。
それでも願う。
私がその努力を惜しみませんように。
そして打ちひしがれる日には
あまりある環境が与えられただけでも
喜びであったことを覚えてますように。
鴨川は一刻たりとも同じではないという意味では「川」だけど
鮮明に景色を映しこむことが出来ると意味においては
流れてさえいないのだと思う。
そんな感じ。
まったくもって安定している。
そななんな感じ。