いのちの食べかた
(2005)
監督 : ニコラウス・ゲイハルタ


ベルトコンベアーの上で
美しく捌かれていく動物たちは
「命」ではなく「食品」だ。


それが
潔癖症で豊かな食を求める私たちが
作り出したシステム。


一番心が痛んだのは
「命」を「食品」として
もしくは割り切って
捌かざるを得ない人々がいるということ。


痛みがなくて
効率的であることだけが
美しいことなのだろうか。