「ウソツキムスメ」
泉由良/画・冨田風子
白昼社文庫


「……私は誰ですか?」

「私も欠けているみたい」

「何が醜いって、自分のために吐いた嘘なのよ」

旅にばかり出かけてしまう淋しがり屋の秋子

優しくてなんでもお見通しのナナンタさんの家に
いりびたる、ひなか

みんなみんな
私だった。


矛盾してる感情を
言葉で言い表せない感情を
代わりに表現してくれたんだよね。
ありがとう。


あなたは「ウソツキムスメ」に
何をみましたか?


ふぅちゃんの絵も
めちゃめちゃ
めちゃめちゃ好きです。


村上春樹、河合隼雄に会いにいく
村上さんが河合先生家に
おしゃべりしに行った2晩の会話。


河合先生はうちのご近所さんなもんだから
村上さんが私の半径2Km以内に
いらっしゃったことが
あるんかぃってだけで
ソワソワしちゃいましたよー。


1番印象に残ったのは
ベタベタするんじゃなくて
「静かで深いコミット」がある、
という河合先生の言葉。


村上さんは29歳で小説書き始めたのね。
あたしもまだまだ将来を悲観しちゃゆかんな。


このおふたりのよーに
型どおりじゃない思考ができるよーになりたいぜ。