パッション [DVD]
パッション passion
(1982)
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール


"passion"
"情熱"と"受難"の意を持つ
"passion"


確かに表裏一体だよ。


ストーリはといえば・・
映画監督さんが
写実的名画をモチーフにした映画作りに
挫折する。
簡単に言いすぎた、笑。


なんで挫折するかとゆうと
哲学のある光が見つからないし
周りは「物語」を求めるけれど
彼の映画に「物語」は「必要ナイ」し
愛する女性は出演してくれないし・・


ゴダール先生の映画を見ていると
言語化を否定された気分になるんだけど
実はそうじゃなくて
むしろ彼の映画での
言葉は超インパクトあるし
つまり
映像や音響が
言葉と同じくらいパワーを
持てる
ってことなんだろな。


だから
光に哲学が必要で
「物語」ではなくて
もっと自然で即興的な動きを
求めるのだと。


それにしても
レンブラントの「夜警」もエル・グレコ「聖母被昇天」も
キレかたなぁぁぁぁ
映画内で模倣されてるんだよー